9-nine-そらいろそらうたそらのおと/ぱれっと 感想
【評価ポイント】
ロープライスにしては、起承転結がしっかりしていたと思います。
「起」については、前作をプレイしていることが前提の描写にはなっていますが、プレイしていなくても理解できないということはありませんでした。
その上で「この作品としての結」までしっかりもっていったと思います。
また攻略対象の天は中々の良妹で、主人公との掛け合い(とくに軽口)は楽しかったですね。
あと、米倉千尋さんが歌われていることもあって歌に関してはイチオシです、はい。
【マイナスポイント】
評価ポイントと相反する感じにはなるのですが、やっぱり売り方と作品として描きたい内容がミスマッチな気がするのですよね。
この作品こそ「アオイトリ」的な作りにして、フルプライスで出すべきなのではと思ってしまいました。
作品として中々面白かっただけに、「この後数ヶ月待った上で」「別のパッケージを購入する必要がある」というのがモヤっとする感じです。
【評価度】
評価度:8
前作未プレイなこともあって上手く入れるか不安もありましたが、特に問題なく進められました。
システム面や演出面、展開も上々だったと思います。
【おすすめ度】
おすすめ度:8
前作の評価があまり高くないので警戒している方もいるのかもですが、普通に面白いと思うので是非プレイして欲しいですね。
また、未プレイの方も上記で触れているように問題なく進められると思うので、この作品から入っても良いと思いますよ。
【その他感想】
色々な経緯から前作は結局見送った状態でのプレイになりました。
本当は今作も見送ろうかなあと思っていたのですが、銀髪妹キャラが対象とあってはスルーも出来ず・・・。
結果としては買って良かった作品でした。
思ったよりも展開がしっかりしていて、また攻略対象ヒロインの天の魅力もしっかりと表現されていたと思います。
TRUEのルートで主人公が天の想いに対して最終的にどう答えるのかは個人的なチェックポイントでもあったのですが、まあエロゲという意味では妥当な落としどころだったのかなと思いました。
ちなみに、分岐点後の台詞は「良く言った!」という感じに関心していました。
天ばかりに注目しがちですが、翔も「お兄ちゃん」であったと思います。
歌に関しては前作と同じくちっひーが担当されているわけですが、個人的には今作の方が好きだったりします。
またどこかで聴きたいと思うので、次回のEGGがあるのであれば是非呼んでいただきたいですね。
そのときは「恋せよ乙女!」もお願いします・・・。
本当は作品の考察を深堀っていきたいところではあるのですが、如何せん開示されている情報が限定的なので中々難しいところだったりします。
とりあえず今思ってることとしては、ソフィがキュゥ○えにしか見えねえとか、ゴーストのアレはAUOのゲートオブ○ビロンだよなあとか、そんなことでしょうか。
次回作については攻略対象ヒロイン次第ですが、見極めたうえで購入するか検討になりそうです。
お話の構成的に、考えなしに飛びつくと痛い目見る可能性があるので。
そういえば、去年の今頃(正確には2月くらい)も妹が○○るゲームをやってたような・・・。
あれも昨年ではトップクラスの良妹キャラでしたが。