out-of-reality

ゲームの感想などを書いてます。

あまいろショコラータ(きゃべつそふと) 感想

【評価ポイント】

この作品の一番の評価点は、なんと言っても可愛いキャラですよね。

キャラデザも勿論素敵なのですが、声とのマッチングが抜群で相乗効果で「ものすごく可愛い」状態に仕上がっていると思います。

ちなみに、個人的に一番刺さったキャラは千絵莉でした。

拗ねた時の声と表情がとても良い。

【評価ポイント】

マイナスポイントとしては、やはりシナリオの薄さは否定できないかなあと思います。

下手にシリアスにするよりはずっと良いのですが、もう少し起伏があっても良かったかなと思います。

【評価度】

評価度:7

他の作品との兼ね合いという面も含めて7にしています。

まあ、8をつけても問題ない作品だったかとも思っています。

【おすすめ度】

おすすめ度:8

「シナリオがそういうもの」と分かっている前提の作品ではあります。
それを抑えているのであれば、買って損はないと思います。
むしろ、キャラの可愛さについては保証しますので、積極的にプレイすることを推奨します。

【その他感想】

この作品を購入した理由としては

イラストレーターの方のファンである
・今回メインを担当された声優の方のファンである
・なんとなく、ゆるーい作品をプレイしたい

等々あるのですが、一番はやっぱり「メーカーへのお布施」の意味合いが強かったです。
前作の「アメイジング・グレイス」が本当に優れた作品で、それに対するリターンの一環と次回作である「さくらの雲*スカアレットの恋」(さくレット)への期待を込めて、ですね。
そういった意味で元々ハードルがそんなに高くない作品ではあったのですが、それでも十分「良作」であったと思います。

まあ「あめぐれ」みたいなシナリオを期待されていた方には肩透かしだったのかと思いますが、そういった作品でないことは事前に相当念入りに告知されていたと思うので、被弾された方はそんなに多くないのではと勝手に思っています。

で、実際の感想を端的に言うと「想定以上にシナリオは薄いが、期待以上にキャラが可愛いですね。
ただ、シナリオが薄いとは言っても「千絵莉とみくり」の対比であったり、今回はサブキャラである苺華やナナのキャラ付け(および顔見せ)は上手いことできており、作品として狙ったものは正しく表現できていると思っています。
だからまあ、後はプレイヤー側がどう感じてどう受け取るのか次第の作品、といったところでしょうか。

個人的には、相対評価をしている以上高い点は付けるのが難しいけど、十分「有り」でした。
ロープラなのでそんなに高くも無いですし、苺華やナナのルート追加(続編)も決まっているっぽいので、プレイして欲しい作品です。

なお、次回作である「さくらの雲*スカアレットの恋」には超期待しております。
既に公開されている情報だけでも傑作の雰囲気が凄く漂っていて、今年発売されるゲームの中では最高峰になる可能性が極めて高いと思っています。
(まあ、サクラノ刻が出るようなことが万一あれば、全てひっくり返りうるんですが)

この記事を読まれている方で「さくレット」が未チェックな方が居られたら、是非是非チェックしてみてください。